スタートアップチャンプルーVol.20~キャッシュレスアイランド沖縄の可能性~

スタートアップチャンプルーVol.20~キャッシュレスアイランド沖縄の可能性~

スタートアップチャンプルーVol.20~キャッシュレスアイランド沖縄の可能性~

どーもオキスケです。

今日は投資に関する話ではありませんが、先日参加した講演会の感想をずらずらっと書きます。

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講演会は、沖縄市にありますスタートアップカフェコザが主催しますStartup Champlooの第20回目になりますキャッシュレスアイランド沖縄の可能性という、フィンテックを活かしたキャッシュレスをテーマにしたものでした。

ちなみに、こういった感じのプログラムでした。

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感想から述べると素直に面白かったのと、そうでなかったのと半分半分でしたね。
詳細は後述しますが、前半はとても興味深く聞けましたが、最後あたりは満足とまではいきませんでした。

ただ、いずれをとっても、自分が同じように喋れるかと言われるとそれはまぁ無理ですし、みなさんの熱い想いは感じましたので、出演者やスタッフの皆さんに対してはビッグリスペクトですね。

知見も深まったし、沖縄の可能性を感じましたし、何より刺激になりましたので、参加してよかったなと思います^^

では、各プログラムの感想を述べてみます。

テクノロジーで伸びゆく新興国市場と沖縄の未来

はじめはスタートアップカフェコザ代表の中村まことさんによる講演でした。

中村さんの講演では、新興国市場におけるテクノロジーによるイノベーション事情紹介と、沖縄の可能性についてのお話等が聞けました。

特に印象深かったのは、

  • 新興国でのキャッシュレス化
  • 沖縄の地理的環境の有利性

あたりです。

新興国でのキャッシュレス化

我々先進国においては、テクノロジーの進化は少しずつステップアップしているという話がありました。
黒電話→コードレス電話→携帯電話→スマートフォン
みたいな

しかし、これが新興国ではどういう現象が起きているかというと
黒電話→スマートフォン

といった形で進化しているとこもあり、サバンナみたいなところで人がスマホもってるみたいなイメージを見せていました。

そのぐらい世界中では急速にテクノロジーが普及しており、先進国だけで最先端の技術が生まれているかというとそうではなくて、リバーフロッグと呼ぶそうなのですが、新興国において先進国にもないような最先端技術が生まれたりしているそうです。

そんな中、新興国や後進国では先進国よりもキャッシュレス化が進んでいる国があるそうです。

その要因は、インフラが発達していない事や金融機関が充実していない事、信用情報自体が未成熟な社会である事などが挙げられており、環境が整っている先進国よりも社外的なインパクトが大きい事から、キャッシュレスが一気に普及しているわけですね。

諸外国でそのような実態がある事からすると、日本はキャッシュレス社会で言えば後進国と言えますね。

海外からの観光客などからすると、日本はキャッシュの面で不便な国かもしれません。
もっとキャッシュレス化を進めていかなければならないようです。

沖縄の地理的環境の有利性

これについては多くの人が理解している事かもしれませんが、沖縄はその立地から、アジア諸国とのビジネスに非常に重要な役割を担っているようです。

地方の空港で、海外への直行便がこれだけ多いのも中々珍しいようです。

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※那覇空港HPより転載

最先端の技術を作る過程や新たなテクノロジーの普及においては、検証作業や実証作業が必要となりますが、環境に恵まれている日本では、その作業を行うところが無いそうです。

ある大企業の方が、日本の中では沖縄ぐらいではないかという話もしておられたそうです。

具体的な話までは無かったので、どのような事が想定されているかはわかりませんが、講演会のテーマであるキャッシュレスで考えると、観光がリーディング産業であり、またアジア諸国とのビジネスの拠点になり得る沖縄においては、外国人の滞在環境を良くし、さらなる需要を産み出していく為に有効であると考えられ、日本の中でもキャッシュレス社会の実現に適しているといえるのでしょう。

まず、やってみよう!仮想通貨政策の事例

次は元衆議院議員の福田峰之さんによる講演でした。
この方です。

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※福田峰之Offical Siteより

この人の話はかなり面白かったです。オフィシャルサイトで見ると、まぁそれなりに真面目な議員さんというような印象を受けると思いますが、当日の会場では全然違う感じでした。

なんか、どっかのベンチャー企業のCEOの様な出で立ちと喋りで、聴衆の気持ちをどんどん掴んでいくのがわかりました。

議員さんや政治家というと、頭が堅く真面目で、過去の流れや他の事例を尊重し、新しい事を嫌うようなイメージですが、この方は良い意味でイメージを裏切ってくれました。

まずはやってみよう!というタイトル通りの方でした(^^)

価値記録

昨年末頃からテレビでも取り上げられるようになり、一般的にも認知されてきている仮想通貨

ですが、現在では資金決済法が改正され、しっかり定義がなされておりますが、それより前には価値記録という名称で国は取り扱いをしていたようです。
(ネットで検索してみるとたたくさん出てきますので調べてみてください。)

その価値記録に関して、国レベルでの取りまとめ作業に携わったのが、この福田さんです。

今が2018年ですが、福田さん達を中心に自民党が国レベルでの作業をはじめたのが2016年2月だったそうです。
その時期に動き出した理由は、その当時におきた、かの有名なマウントゴックス事件(詳しくはこちら)を受けてとの事でした。

当時の仮想通貨の認知は、今と違ってまだまだ一般には浸透しておらず、もちろん国においての法整備もなされてない時期です。
そのような中での検討開始でしたので、知識や知見もなく、手探りの状態からのスタートとなるのですが、なんと4ヶ月後には中間報告として、定義付けや法的整理、業界団体設立とガイドラインの想定、課税方針の整理など、現在の仮想通貨法の基礎ともなる内容を取りまとめてしまいます。
※報告書はコチラ(外部サイトへ飛びます)

ちなみに「中間報告」としていますが、その後の最終報告等はありません。これは中間にしておけば、党の上の人にうるさく言われないからという理由で、中間報告で完了だそうです笑

しかしすごいですよね。行政だとこのスピード感は出なかったと思われます。

そして特筆してすごいと思った事が二つあります。

  • スピード感を出した理由が、他国に先駆けて環境を整備することで、世界的なシェアを獲得する為
  • 慎重になりがちなところを、法的な整備もないので、とりあえずやっちゃおうという姿勢で取り組んだ事

これは行政に限らず民間でも当てはまる事であり、とても感銘いたしました。

トークセッション~沖縄県におけるキャッシュレスの可能性~

最後は、デトロイトトーマツコンサルティングの萩生さんをモデレーターに迎え、県内銀行3行の代表者の方、県庁職員の方を登壇者としたトークセッションが行われました。

ここについては、少し今一つな印象がありました。
荻生さんの話は興味深かったのですが、その他の方のお話は割と普通の事をしゃべっていたり、まだそれは良いんですが、それぞれのPRみたいな内容や、3行間でけん制しあっているような雰囲気がでていたりなどしており、聴衆者に何かを伝えようという感覚が少し足りないように感じました。。。

おそらく会場の聴衆者も、私と同じような方がいたのでしょう、途中退席されていく方がチラホラいました(^^;)

キャッシュレス社会の実現には、金融機関の力が必要なのは言うまでもありません。
萩生さんも力説していましたが、県内銀行が新たな技術を活かして連携し、県民や県外からの来訪者の利便性向上に寄与できるよう、ぜひ取り組んでいって欲しいと思ったのがトークセッションを受けての所感ですね。

おわり

スタートアップカフェが主催する本イベントですが、とっても良かったです。
第20回目ということなのですが、これまでの19回に参加しなかったのを悔やみます;

なお、次回の予定が決まっているようです。
スタートアップチャンプルーVol.21(FBへ飛びます)

こちらも参加してみたいと思います。

それでは本日はこのあたりで!
また次回の記事にもめんそーれ♪